私は安佐南区に在住の2児の母です。

 発達障がいの長男は今年、広島西特別支援学校を卒業し、いまは、五日市の皆賀園に通っています。

 しかし、将来の事を考えると、一般に近い就労をして、自立した生活をしないと、困ると思っています。

 しかし、高校3年生の時点で、生活の糧となる就労は難しいのが現状です。

 色々な資料を調べましたが、発達障がいの人の為の施設がありません。

 まして、就労支援に至っては、相談先も分からないまま、時間だけが過ぎてゆき、広島市の宇品の障害者職業訓練校が自宅から通える唯一に近い場所ですが、そちらも療育手帳での訓練は、知的障がいの方々の訓練を一緒に受けれますとの事で、コミュニケーションや臨機大変な対応が難しい息子には、明らかに向いていません。

 

 そこで、お願いが2つあります。

1. 発達障がい者独自の手帳をお願いします。

(療育手帳は知的障がい者基準で、知的障がいの無い息子に合っていません。

  精神障がい者福祉手帳はうつ病等の 病気の方が元々基本の手帳なのでやはり合っていません)

2. 光町の発達障害者支援センターを独立建物にして、訓練施設の充実をお願いします。

(生活の中での思い込みや質問や必要判断をする訓練をお願いしたいので)

例:授業で本を読んでと指示されたばあい、先生が何度か働きかけても息子が動きません。

 息子は頭の中で、声を出す?立って読む?目で読む?座ったままで良い?って経験上の本を読む事の中で、どのアイテムが必要か考えているのですが、先生からは、本を読むと言うことを理解してない、または、消極的で出来ないと思われます。

そこで、自分が困っていることを質問したり、理解してもらうための訓練等が、就労の前に必要だと、思っていますが、広島市にはその施設が有りません。


 将来自立して生活するためには、最初の社会に出るときが、とても大切だと思います。

 発達障がいのある息子が、自分と社会で出会う多種多様な人と共存する為の、準備機関をお願いします。