子供は、小6の女の子です。昨年も、この場で、子どもの様子をお話させていただきました。その時は、ほとんど不登校状態でしたが、今年6年生になってから、本人の意思で週2~3日学校に通えるようになりました。

 うちの子には、聴覚過敏があり、会話レベルの音量で、めまいを起こしているので、長い時間、聞く事だけの授業は、とても疲れます。そのため今は、ふれあい教室にいて、算数の時間だけ、教室に入る事ができていますが、そこでは、特に男の子が、授業中も騒がしく、授業を受けた日子どもは、疲れてしまい、学校では我慢している分、家に帰ってきてから、いらいらし、暴言・暴力といった困った状況になります。
 先日、野外活動があり、電車で原爆資料館に行った時も、車や電車の音、電車内の放送などで、家に帰ってから、頭痛を訴え(学校では、我慢している)、その後4日くらい頭痛が続き、学校をお休みしました。 また、段原中学校の通級教室の見学に行った際も、電車とバスに乗ったのですが、帰り道 頭痛で不機嫌になり、そのまま、学校を休み家に帰りました。

このような状態ですので、義務教育を充分受けられません。そんな中、通級教室に運良く入れて、個別指導を受け丸2年、お陰さまで、子どもは、ずいぶん成長しました。自分の困り感について、自分で理解でき伝える事、課題に対して、計画をたて、計画通り実践する事、少しづつですが、身についてきています。ですから、この状態を中途半端に終わらせたくないので、小学校を卒業しても、このまま継続して、通級指導を受けさせたい!と、強く望んでいます。

 段原中学校の通級担当の先生と、お話しさせてもらたとき、私自信は、子どもにとって、必要なスキルを学ばせていただけると、確信いたしました。ですが、子どもが段原まで通うのは、先日の頭痛を訴えた事から、無理だな~と、思いました。もし、通級の先生が、巡回指導をしくださることができれば、本当に助かります。

 また、段原の通級の先生とのお話の中で、小学校で通級に通っていた子どもさんは、なんだかんだとトラブルはあるけれど、比較的スムーズに中学生生活を送っているそうですが、通っていなかった子どもは、なかなか難しいとおっしゃっていました。
 また、通級保護者会の方も、中学校になったら、通級が遠いので行かせたいのに、通えないという声が多いです。特に、市内西部の方や共働きのお宅は、大変だ、と、今でも、言われています。

 小学校の通級も、定員があり入れない!と言われた!と言う人が、支援級を選ばれたり、現在1年生のアスペルガーのお子さんは、お母さんが通級にと希望されましたが、特に問題が起こってない状態では、入れない!と、断られたそうです。問題が起こってからでは遅いのだけれど…。と、その子のお母さんは、言っておられました。

 最後に、質問ですが、特別指導教育のあり方について、広島市では、どうお考えなのか、お聞きします。
2年半前に広島に主人の転勤で来ましてから、学校の先生方や医療関係者の方とお話させていただいていて、どうも、以前住んでいた島根県での支援教育のあり方とは違うのでは??と思う事がありましたので、どのようにお考えなのか、また、先々どのように支援体制を充実させていかれるのか―お聞きいたします。よろしくお願いします。



感想
 通級については、増設の方向には、程遠いと思いました。
他県とは、発達障害支援法の認識違いで、発達障害の児童を支援級に在籍させればいい
と、考えているのでは???支援級は充実してきているとおっしゃっていましたから……
 しかし、支援級で起きている現実(子どもの教育的ニーズにあった教育はされていません)を見てほしい。また、支援法は発達障害の児童を支援級に入れる法律ではないと言う事を認識してほしいです。

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