12月13日 第3期発達障害の発見とその後の支援に関するキャリア研修会第2回

12月13日に、発達障害の発見とその後の支援に関するキャリア研修会の第2回を行いました。

広島市のコロナ患者感染者が拡大・急増する様子の中、多くの方にお願いしオンラインでの実施となりました。
クローバーの会が初めてホストをする研修会でしたので、当日、場所を急遽東区地域福祉センターからオンライン環境の整った広島弁護士会館に変更したのですが、それでもWi-Fi環境などへの対応で担当者にあたふたしてもらうことになり、冷や汗の汗だくでなんとか開始にこぎ着けました。
講師の井元登喜男先生は、和歌山県御坊市から前日広島に来て下さり、午前2時間、午後1時間の講話をしてくださいました。
午前は、御坊市での発達障害の早期発見とその後の切れ目のない支援体制の構築が必要と感じられて、平成21年度に立ち上げられた発達支援検討会や5歳児健診の流れ、保・幼と小の連携の取り組みを中心のお話でした。
保護者・幼保担当者・保健師・小担当者が記載する就学支援シートや、夏休みを利用した数人による園訪問、10月に行う保健師に学校連絡会、4月入学式までに行う学校別就学指導協議会、就学後2ヶ月たったときに行う幼保からの小学校訪問等、大変丁寧な仕組みが強く印象に残りました。
県内の多くの市町村でそのまま御坊市の取り組みを導入できると確信できるお話しでした。
午後は井元先生の学びの教室(通級指導教室)での実践を紹介くださり、その後の質疑応答を行って終了しました。
参加された多くの方から、すぐ役立つ大変参考になる・色々考えさせられたお話しだったと言う声がたくさん届きました。

井元先生はコロナに感染されず、その後もお元気で過ごされているようで、本当に安心しています。