10月17日 親の集い

10月17日(土)1000から中区地域福祉センターで親の集いが開かれました。

今回のテーマは「子どもの自主性を育て、社会自立に向けた家庭での取り組み」でした。

金銭管理や時間管理、衛生面や健康面の管理、交通機関の利用等について普段している取り組み、その中での悩みや難しさ、親自身の自立や子どもの自立までを振り返って必要だった視点など、小学生から成人した子どもを持つ親12名で情報交換をしました。

杉山先生、村主代表からも自立に向けてポイントとなる関わりについてアドバイスをいただきました。

 

「目標やご褒美を明確にしてモチベーションを上げること」、コミュニケーションの中で「客観的な視点を持つこと」「うまい断り方を学ぶこと」「目に見えないもの、聞いただけでは十分な理解が難しいことを、目に見える形にしたり、経験に照らし合わせて理解を促すこと」…。

これらの、発達障害を持つ子どもを自立させようと取り組むときの視点や色々な方法は、発達障害を持つ子どもに限らず様々な子どもが自立する過程でも役立つのではないかと感じました。

「目の前の欲しいものを得るための我慢や貯金はできるけど、目に見えない漠然とした将来のための貯金ができない」という成人された子どもを持つ親の方のお話を聞いて、一人で何かができるようにすることだけでなく、家庭の経済状況や保険等について、折に触れて子どもに伝えていくことも含め自立への取り組みなんだと気づきました。

 

 次回は11月21日(土)の予定です。