11月の国語教室

 11月の国語教室の様子です。
土曜日の年長・小グループは、聞く力を高めるために、10音の中から指定の音が何回出たか数える・文書の中に指定の音が何回あるか数える・数字の順唱・逆唱を、小学生はノートに書き、幼児は口頭で応えました。
 次に、9日は、季節の話題から、秋の終わり・冬の始めの季節や、紅葉・落葉の話、木の部位の学習をしました。
 土曜日のその次の小学生グループは、語彙の拡充と正しい認知力を高めるために、『あつい』の反対語を考えました。気温か液体の温度か物の幅かによって、『暑い』『熱い』『厚い』となること、その反対語は『寒い』『冷たい』『薄い』と言うことを学びました。
そして、それぞれの反対語の言葉を使って、文を作りました。
LDの子どもたちには、多くの問題を繰り返しさせるより、何処に着目し、何を基準に考えるかと言う認知の仕方の理解ができることが大切です。
反対語は、その学習に有効です。
 日曜日の中学生グループは、説明文の読み取りに入りました。
それまで、3回にわたって要約の仕方を学習し、説明文の段落ごとに要約し、全体のまとめを考える学習です。
始めて文章を読んで考えた要約と、説明文を読みこなしながら考えた要約の比較をし、自分の視点の何処が欠けていたかを考えました。
その次の小高学グループは、接続詞を学習しています。
順接・逆接・付け加え・選択に加えて、まとめの接続詞と理由の接続詞の計6個の接続詞を取り上げました
まとめの接続詞は、今後の要点を見つける学習につなげるため、理由の接続詞は因果関係の理解ができるためです。
当初、まとめの接続詞の理解に時間がかかりました。
上位語と下位語を学習しながら、文作りを行って、理解を図りました。
概念を整理し理解することに着目させると、2~3回で全員が理解できます。