2019年6月15日土曜日、10:00~12:00、中区地域福祉センターでの総会を開きました。
雨で足元の悪い中、およそ30人が集まりました。
1、挨拶、2、会計報告、3、会計監査、4、今年度の取り組み①クローバーの広場②講演会・学習会等の紹介③意見交換という流れで進行しました。
税理士による会計報告では、クローバーの会は営利団体ではないから、現在の赤字からトントンくらいの収支が安定的に続くように運営していくことが理想的であるという主旨のお話がありました。
会員の自助努力とともに、寄付金や助成金のお願いを積極的に行おうという意見が出ました。
会計監査からは、問題なく執行されているという報告がありました。
*昨年度決算は、法人の概要に載せますのでご覧ください。
クローバーの広場は、「子ども自身が自分のスペシャリスト」になるために学習支援・発達支援の場として行っているのであって一般の学習塾とは違うこと、親がわが子の特性を理解し一番の支援者になる場でもあることが、会員外の多くの人に伝わればよいなーと思います。
最近、教室開催中保護者によるおしゃべり会が始まり、経験交流や情報交換が行われ有意義だという声から、全教室に広げていくことになりました。
保護者が利用しやすいガイドブック作成の報告が担当者2人からあり、今年度予定している講演会等の報告もありました。
意見交流では、子どもへの告知をどのように進めたらよいかという話から、主治医から話してもらう、子どもの機嫌のよい時に親が話すという方法や、適した年齢や子どもの成長度合いが話題になりました。
子どもが自分の発達障害を知っているのは参加者の半数、幼児や小学低学年の子を持つ親にはもう少し後の話なので、これらを除いた4分の1余りが告知について迷っていました。
また、保護者についてきて一緒に参加していた小学6年生の児童から「発達障害って何ですか?」という質問が出たのを皮切りに、発達障害の捉え方が話題になりました。
能力の凸凹が大きいことの理解や、一見できなさそうに見えても教え方の工夫で隠れた能力を引き出せるなど、子どもの良い面をしっかり理解していこうという意見が大半でした。
前日に入会され参加されたお母さんから終了後、「発達障害をマイナスと捉えるのでなく、特性を生かしていければプラスになるという発想に希望を感じました。皆さんの意見もとても参考になりました。」というメールが届きました。
今回の総会は、親の会として保護者がより主体的に会を作っていこうという雰囲気が高まり、拍手で終了しました。