1/13 発達障がい児への指導法公開講座「生活自立に向けた指導法と性教育」

1月13日(日)発達障がい児への指導法公開講座の「絵画の指導法」に続き、「生活自立に向けた指導法と性教育」について、代表理事の村主裕子が1時間足らずの講話をしました。
自立に必要な力についてお話しした後、
①「お小遣いやお手伝いの報酬・お年玉などに関して、お金を自分で管理する力をどのように育てるのか。
②その延長で、中・高生のいつに、家庭の経済状況を教えることやアルバイトを許可するか。
③家族の一員として、家事をどう分担するかから、ゴミ出しの指導、料理はメニューを決めるところから調理まで全て一人で取り組ませるための長期間の取り組みプログラム。
④一人で買い物や外出が出来るように、地図の見方、自転車に乗れる、情報の収集の仕方(どこが安いか、どんな買い方がお得かなど、交通手段の調査、切符の購入など)について。一人で交通機関を使って外出するためのプログラム。
⑤メモの取り方
最後に、怒りのコントロールが難しいこどもの場合のコントロール力育成の取り組みをお話ししました。
温度計や秤の目盛りで、怒りの状態を数値化と顔の表情のイラスト・気持ちの言葉で表し、どの段階になったら、どのように気分転換を図るか、どのようにクールダウンをするかをこどもと話し合い、こどもの心情を把握しながら、適切な声かけと支援をどのようにしたら良いかをお話ししました。
⑥性教育については、時間がなかったこともあり、来年度公開講座の中に性教育の講話を組むことをお約束しました。
性の課題だけでなく、相手を尊重すること、人との関わり方も含めた人間の尊厳を背景とした性教育が必要だと考えています。
来年度の公開講座がさらに充実したものになるよう、内容に関するご要望をお聞きしたいと思います。ご意見を、HP「お問い合わせ」からお寄せください。