1/13 発達障がい児への指導法公開講座「右脳を活性化させる絵画の指導法」

1月13日(日)最後の「発達障がい児への指導法公開講座」を開きました。
9:30~11:30「右脳を活性化させる絵画の指導法」について、右脳を活性化させる臨床美術の会 三田千夏先生にお話し頂きました。
三田先生は、8年間、クローバーの会でこどもたちに絵画を指導してくださっています。
「職人は頼まれた物をきちんと作るが、芸術は、作り始めた時から何を作るか分からない。自己表現が出来た時点が完成」と言われ、まず、「左脳ではなく右脳で対象を見る」という話から始めてくださいました。
例えば、リンゴを触ったり匂いを嗅いだり食べたりしてリンゴを理解する。リンゴを切る時は、必ず横に切る。そうすると芯が星のように5角形に並んでいる。蜜がは入っているときれいな5つの部屋に分かれている。と話され、ぐーんと興味が湧きました。
ちゃんとした道具を使うことの大切さを言われ、色鉛筆、はさみなど大変使いやすいどこでもでは売っていないグッズの紹介。
なかなか描こうとしない子への声かけや、描く前にする声かけのポイント(中心から書いてみよう。所々濃く塗ってみようなど。)、そして、どんな作品でも「どうだった?」と聞いてやる保護者の姿勢が大切と話されました。
「何コレ?」は禁句。参加者が紙のコースターに色塗りする作業時間もあり、今まで先生が指導されたこどもたちの作品の鑑賞もして楽しく終わりました。